オンラインオリパの公式サイトを開くと、たいてい「送料無料」と書いてあります。ところが当白書が37サイトの特定商取引法に基づく表記を1件ずつ読んだところ、そう単純ではありませんでした。
条件なしで送料が無料と読めるのは13サイト。4サイトは「◯◯pt以上なら無料」という金額の下限つき。そして18サイトは、送料の記載そのものを確認できませんでした。
この記事では37サイトの送料を5つに分類して並べます。数字はすべて当白書が2026年9月6日〜7日に各社の法定表記および公式サイトを読んで記録したもので、他媒体からの転載ではありません。
ドリパ
ドリパに無料登録する →
招待コード ma4Ute5f を登録時に入力すると、招待した側・された側の双方に300pt/広告を含みます
結論:37サイトの送料は5つに分かれました
| 分類 | 件数 | 意味 |
|---|---|---|
| 「無料」と言い切っている | 4サイト | 例外を示す語がない |
| 「原則無料」 | 6サイト | 例外がありうるが、条件は未記載 |
| 金額条件つきで無料 | 4サイト | 下限を下回ると有料 |
| 商品ごとに異なる | 1サイト | magi(フリマ型) |
| 送料の記載を確認できず | 18サイト | うち11件は発送条件そのものが未確認 |
つまり「送料無料のオリパ」として挙げられるのは10サイトですが、その10サイトも中身は同じではありません。順に見ていきます。
条件なしで送料無料の10サイト
「無料」と言い切っている4サイト
法定表記に例外を示す語(「原則」「一部を除き」など)がなかったのが、この4サイトです。
ただしぽいマニっ!には「銀行振込手数料は購入者負担」という但し書きが付いています。カードを送る費用はかからなくても、ポイントを買うときの振込手数料は自分持ちということです。
なおトレカートとぽいマニっ!は、当白書の調査では同じ会社が運営しています。特商法の条項までほぼ同一で、違いは決済手段とドメインだけでした。送料の扱いが揃っているのは偶然ではありません。
「原則無料」の7サイト ― “原則”の中身は書かれていません
次の6サイトは「原則」という語がついています。例外がありうると宣言しているのに、どういう場合が例外なのかは書かれていません。
この6サイトのうち、例外の扱いを明示しているのはオリパフリークスだけでした。「別途送料が発生する場合は各商品ページに表示」と書かれています。どこを見れば分かるかが示されているという点で、他の5サイトより親切です。
アイリストレカは「国内送料は無料」で、無料の範囲を地理的に限定しています。これも例外の明示にあたります。
残る4サイト(cardFesta・DOPA!・オリパワン・オリパスタジアム)は、当白書が読んだ範囲では例外の条件を確認できませんでした。実際に請求される可能性は低いと思われますが、「無料」と断定はできないというのが正確なところです。
金額条件つきの4サイト|負けているときほど送料がかかります
ここが、この記事でいちばん知っておいてほしい部分です。
3サイトに共通しているのは、無料になる条件が「当たったカードの価値」で決まることです。TORIPAなら1,200pt以上、どっかん!トレカなら3,000pt以上のカードを送るときだけ無料になります。
これを裏側から読むと、こうなります。
| いい当たりを引いた | カードの価値が下限を超える → 送料は無料 |
|---|---|
| 当たりが弱かった | カードの価値が下限に届かない → 送料を払って受け取る |
つまり結果がふるわなかったときほど、追加で送料がかかる構造です。安いオリパを少しだけ引いて様子を見よう、という使い方をすると、この条件にいちばん引っかかります。
オリパエースは仕組みが少し違い、金額ではなく頻度で区切られています。送料は全国一律300ptで、無料になるのは7日間に1度だけ。当白書が37サイトを調べた中で、送料が実質的に常時かかると読めるのはここだけでした。そのぶん、この記事の後半で触れるとおりオリパエースは当選履歴を公開している数少ないサイトでもあり、送料の有無だけで良し悪しは決まりません。
少額で試すときに、いちばん重く効きます
数字を入れてみます。TORIPAは1口100ptから引けるオリパを用意しています(当白書が2026年9月6日に確認した時点で100pt〜18,000ptの10種)。
| 使ったポイント | 100ptの口を10回 = 1,000pt |
|---|---|
| 当たったカードの価値 | 合計1,200pt未満だった場合 |
| 受け取りに必要な送料 | 300pt |
| 実質の負担 | 1,000pt → 1,300pt。使った額の3割が上乗せ |
逆に1万pt以上の口を引く人にとって、300ptはほとんど誤差です。この送料条件は、少額で様子を見たい人に対してだけ重くのしかかります。「まず安いところから試してみよう」という入り方をする人ほど、条件に引っかかりやすいということです。
もちろん、下限を超えるカードが当たれば送料はかかりません。ただし下限を超えるかどうかは引くまで分からないので、あらかじめ送料込みで予算を見ておくのが現実的です。
その送料は「ポイント」で請求されます
もうひとつ見落としやすいのが単位です。上の表をもう一度見てください。TORIPAは300pt、どっかん!トレカは550pt、オリパエースは300pt。円ではなくポイント建てです。
ポイントは課金して買ったものですから、実質的には現金を払っているのと同じです。しかも当白書はこの3社について、1ptが何円にあたるかを法定表記から確認できていません。したがって「300ptは現金300円」と言い切ることはできません。
37サイトのうち、ポイントの円換算を明記していたのは日本トレカセンター(1コイン=1円)だけでした。オリくじは送料そのものを「全国一律300円」と円で書いており、この点は分かりやすい部類です。
さらに、ポイントには有効期限があります。当白書が確認できた範囲では次のとおりです。
送料を払うために残しておいたポイントが、先に期限切れになることもありえます。どっかん!トレカの90日は、確認できた中でもっとも短い期限です。
送料の記載を確認できなかった17サイト
発送日数は分かるが、送料の記載がない6サイト
特商法の表記に発送のタイミングは書いてあるのに、送料の負担者が書かれていなかったのがこの6サイトです。
スニダンだけは事情が違います。ここはオリパを運営会社が直接売っているのではなく、売り手が第三者のマーケットプレイス型です。そのため送料が一律で決まりません。当白書が調べた37サイトの中では例外的な構造です。
日本トレカセンターの「24時間以内」は、37サイト中もっとも速い公称値です。送料の記載が見つからなかったのは残念ですが、発送の速さは突出しています。
発送条件そのものが未確認の11サイト
残る11サイトは、送料以前に発送に関する記載を当白書が取得できていません。
| 公式サイトは特定できたが法定表記を取得できず | ビクトレ/クローブオリパ/トレカの殿堂 3サイト |
|---|---|
| 公式サイトのURLも当白書が特定できていない | ペンギンガチャ/ポケットクロス/TORAオリパ/GODトレカ/スパークオリパ/Gacha24/ガチャモ/レガリアオリパ 8サイト |
前者の3サイトは、公式サイトがブラウザ側でページを組み立てる作りになっていて、法定表記ページのURLを機械的に特定できませんでした。表記が存在しないという意味ではありません。ご自身でサイト内を探せば見つかる可能性があります。
後者の8サイトについては、当白書の調査能力の限界です。名称は確認できていますが、公式サイトを断定できていないため、送料はもちろん運営会社も未確認としています。
送料無料でも、届くまでの日数は10倍以上違います
送料だけで選ぶと見落とすのが、ここです。「条件なしで送料無料」の10サイトの中でも、発送の公称値には大きな差があります。
DOPA!の「1〜3営業日」とオリパスタジアムの「28日」では、10倍近い開きがあります。どちらも送料は無料ですが、同じ条件とは言えません。
なおALPHAオリパには「出荷依頼の状況により20営業日を超える場合あり」、DOPA!には「依頼集中時は4日以上かかる場合あり」と、どちらも上振れの可能性が明記されています。上限が書いてあること自体は誠実な記載です。
ここに挙げた日数は、いずれも事業者が「発送する」と公表している値であって、実際に手元に届いた日数ではありません。当白書は2026年10月から、同じ額を各サイトに投じて到着までの日数を実測します。
図
cardFestaの全項目を図鑑で見る運営会社・法人番号・所在地・決済・発送・送料・古物商許可・確認できなかったことまで、24項目を出典つきで一覧にしています。
→
送料で損しないための4つの確認
| 1. 「原則」の有無 | 「送料無料」と「送料は原則無料」は別の記載です。原則とあれば例外があります |
|---|---|
| 2. 金額の下限 | 「◯pt以上で無料」型は、当たりが弱いときほど送料がかかります |
| 3. 単位が円かptか | ptなら課金したポイントから引かれます。円換算が書かれているか確認を |
| 4. ポイントの有効期限 | 送料用に残したポイントが先に失効することがあります(最短90日) |
この4点は、どのサイトでも特定商取引法に基づく表記のページに書かれているはずの項目です。フッターの「特定商取引法に基づく表記」から、購入前に一度目を通してください。
送料が無料でも、別の名目でお金がかかることがあります
送料の欄だけを見て「無料だ」と判断すると、決済の欄で取り返されることがあります。当白書が37サイトの決済方法を読んだ中で、購入者負担の手数料を明記していたのは3サイトでした。
金額としては数百円ですが、「送料無料」と大きく書いてある横で、決済手数料は小さく書いてあるのが実情です。とくにコンビニ決済や銀行振込を使うつもりの人は、決済方法ごとの手数料を先に確認してください。クレジットカード決済であれば、この3サイトいずれも追加の手数料は確認できませんでした。
お金ではありませんが、ポケパ365には「初回発送時はeKYCによる本人確認の審査完了後」という条件があります。送料は一律無料ですが、1回目だけは審査を通らないと発送されません。身分証の提出が必要になるので、急いでいるときは注意してください。
まとめて申請すれば送料は無料にできます(ただし期限があります)
金額条件つきの3サイト(TORIPA・オリくじ・どっかん!トレカ)で送料を避ける方法は、単純です。当たったカードを1枚ずつ送らせるのではなく、下限を超えるまで貯めてからまとめて発送申請する。これだけです。
| 1枚ずつ申請 | 毎回下限に届かず、そのつど送料がかかる |
|---|---|
| まとめて申請 | 合計額が下限を超えれば1回ぶんの送料も不要 |
ただし、この方法には落とし穴があります。当選商品をアカウント内に置いておける期間には、サイトによって期限があるためです。
当白書が確認した中でもっとも短いのはオリパワンで、当選商品の配送を受ける権利は権利発生日から3日間と定められています。期間内に配送手続をしないと権利が消えます。オリパワンは送料が原則無料なので貯める必要がありませんが、「貯めてから送る」を他社の感覚でやると失うタイプの規約です。
ポイントの側にも期限があります。前に挙げたとおりどっかん!トレカのポイントは90日で、しかも規約上は告知なく抹消される場合があると書かれています。送料用に取っておいたポイントが先に消えることも起こりえます。
そもそも、なぜ送料を無料にできるのか
ここからは当白書の見方です。事業者が配送費を身銭で負担している、と考える必要はありません。
オンラインオリパの売上は、ポイントの購入で立ちます。配送にかかる費用は、そのポイント価格にあらかじめ含まれていると考えるのが自然です。つまり「送料無料」は値引きではなく、内訳を分けて表示していないだけという読み方ができます。
そう考えると、金額条件つきの4サイトのほうが構造としては率直です。安い当たりを送るときのコストを、事業者ではなく利用者に付け替えていることを、条件として明示しているからです。どちらが得かは一概に言えません。
いずれにしても、送料の有無だけでサイトを選ぶ理由にはなりません。還元率の公称値を出しているか、運営会社を登記で確認できるか、発送に何日かかるかのほうが、金額としてははるかに大きく効きます。当白書が37サイトを同じ項目で調べているのは、そのためです。
よくある質問
送料が完全に無料のオリパはどこですか?
当白書が法定表記を確認した範囲では、例外を示す語なしに「無料」と記載していたのはトレカート・ALPHAオリパ・ポケパ365・ぽいマニっ!の4サイトです。ただしぽいマニっ!は銀行振込手数料が購入者負担と明記されています。
「原則無料」はどういう意味ですか?
例外がありうるという意味です。当白書が調べた6サイトのうち、例外の条件まで示していたのはオリパフリークス(各商品ページに表示)とアイリストレカ(国内に限定)の2件だけでした。残り4件は例外の内容を確認できていません。
送料はいくらくらいかかりますか?
条件つきの4サイトでは300pt〜550pt、オリくじのみ全国一律300円です。ただしポイントの円換算を明記していたのは37サイト中1社(日本トレカセンター、1コイン=1円)だけのため、pt建ての金額が現金いくらにあたるかは断定できません。
送料を無料にするコツはありますか?
金額条件つきのサイトでは、発送申請をまとめるのが基本です。1枚ずつ申請すると下限に届かず毎回送料がかかりますが、下限を超えるまで貯めてから申請すれば1回で済みます。ただし当選商品の保管期間には期限があるサイトもあるため(オリパワンは配送手続の権利が3日間)、規約の確認が必要です。
送料の記載が見つからないサイトは危険ですか?
危険と断定はできません。当白書が機械的に取得できなかっただけで、サイト内には記載がある可能性があります。ただし購入前に送料を確認できないこと自体はリスクです。ご自身で特定商取引法に基づく表記を確認してから課金してください。
発送が早いオリパはどこですか?
公称値では日本トレカセンターの「24時間以内」が37サイト中もっとも速く、送料無料のサイトに絞るとDOPA!の「1〜3営業日以内」が最短です。いずれも事業者の公表値で、実測値ではありません。
まとめ
- 条件なしで送料無料と読めるのは37サイト中13件
- そのうち6件は「原則」無料で、例外の条件を示しているのは2件だけ
- 4件は金額の下限つき。当たりが弱いときほど送料がかかる構造
- 送料はポイント建てで請求される。円換算を明記していたのは1社のみ
- 18件は送料の記載を確認できず。うち11件は発送条件そのものが未確認
- 送料無料どうしでも発送は1〜3営業日から28日まで開きがある
ドリパ
ドリパに無料登録する →
招待コード ma4Ute5f を登録時に入力すると、招待した側・された側の双方に300pt/広告を含みます
37
オンラインオリパ37サイトの図鑑運営会社・法人番号・還元率の公称値・古物商許可を、全サイトおなじ項目で並べています。
→
ご注意
本記事は2026年9月7日時点で公開されている情報に基づいています。送料・発送日数・手数料・ポイントの有効期限は変更されることがありますので、登録・課金の前に必ず各社の特定商取引法に基づく表記をご確認ください。本記事に掲載した数値は、いずれも事業者が公表している値であり、当白書が実測した値ではありません。オンラインオリパは、支払った金額に見合うカードが手に入ることを保証するものではありません。購入は余剰資金の範囲でご判断ください。本記事のリンクには広告が含まれ、経由して登録・課金があった場合に当白書が報酬を受け取ることがあります。